赤ちゃんが生まれてすぐの頃って、
出産でボロボロの体を労わるヒマなく、
昼夜問わず赤ちゃんのお世話を
しなくちゃならないんですよね。
だから毎日、
心身ともに限界ギリギリです。
そんなときに頼りにしたいのが夫ですが…
「ウチの旦那、なんだか育児に協力的じゃない…。」
そう悩まれているお母さんも多いはず。
子どもが生まれても
『父親』になりきれない旦那さんって、
結構多いと思います。
でも、子どもが大きくなったときに
頼りにされないパパだと、
お子さんだけでなく
自分も困ってしまいますよね。
そこで、今のうちにちゃんと
父性を持ってもらえるよう、
旦那さんも一緒に育ててしまいましょう!
旦那さんのタイプごとに、
『旦那さんが進んで赤ちゃんの世話をする』方法を、
ご紹介したいと思います!
赤ちゃんとの接し方がわからない旦那さん
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赤ちゃんとの接し方がわからず、
自分から育児に関わろうとしない旦那さん、
私の周囲にもわりと多いです。
友人の旦那さんは、
「赤ちゃんって宇宙人みたい…。」
と言って、抱っこするときも
常にビクビクしているそうです。
確かに父親と母親とでは、
子どもと過ごす時間に差がありすぎるので、
「そりゃ赤ちゃんが宇宙人に見えても無理はないなあ。」
と、妙に納得してしまいました。
でも、こういうタイプの旦那さんは、
赤ちゃんのお世話の仕方さえ教えてあげれば、
自分から対応してくれるようになります。
それと同時に、
『自分の子ども』という認識を強く持ってもらう為、
日々の赤ちゃんの様子を事細かに話してあげましょう。
「今日はずっと泣いていて大変だった…。」
だけだとダメ。
その様子を見ていない旦那さんは、
余計に我が子が宇宙人か何かに
思えてきてしまいます。
「ずっと泣いていて大変だったんだけど、
お腹が空いていたのかな?」
と、一言加えるだけで、
旦那さんが受ける印象は随分変わるはずです。
また、お世話の仕方を教える中で、
赤ちゃんの反応を声に出してあげるのも
良いですね。
例えば沐浴中、
赤ちゃんがジッと大人しくしていると、
普段沐浴をさせない旦那さんにとっては
不安しかありません。
「大丈夫かな?どこか変なのかな?」
と感じ、それがどういう反応なのか
判断がつきません。
横から、
「パパがお風呂に入れてくれて気持ち良い、
って顔しているね。」
と言ってあげるだけで、
赤ちゃんのお世話に自信を持ってくれますよ。
基本的に、低月齢の赤ちゃんは
無反応か泣いているかなのですが、
それを『理由がよく分からない』と言って、
お世話を敬遠してしまう旦那さんがいます。
正直、いつも世話をしているママでさえ、
赤ちゃんが泣く理由が分からないことが
ほとんどです。
しかし、旦那さんには
適当に理由付けをしてあげて、
自信を持ってお世話をしてもらうこと。
そうすることが、
自分から進んでお世話をするようになる、
一番の近道だと思います。
親になった自覚がない旦那さん
ウチの旦那がこのタイプで、
上の子の出産直後は特に酷かったです。
平日は少しも家事・育児を手伝おうとせず、
休日は必ず趣味のフットサルに出かけて留守。
まるで独身の頃のような生活を送っていたんです。
「こっちは毎日寝ずに格闘しているのに
それはないんじゃない!?」
と、一度ブチ切れてしまった事があるんですが…
その理由を聞くと、
意外な答えが返ってきましたよ。
「なんか親になった実感がわかないんだよね…。」
だそうです。
思わず拍子抜けしちゃいました。
確かに赤ちゃんといきなりご対面しても、
急にパパにはなれませんよね。
よく、
「父親は子どもが生まれてから、
徐々に父性が目覚める」
と言いますが、そこが母親と違うところです。
温度差が出てくるのも当然ですね。
でも、積極的に子どもと触れ合わなければ、
いつまでたってもパパの自覚はもてません。
ウチでは半強制的に
育児に参加してもらいました。
こういうタイプの旦那さんは、
「父親の実感がわかない」と言って
育児から逃げているだけなんです。
少し面倒ではありますが、
細かいお世話の仕方まで全て説明し、
あとは丸投げして見守りましょう。
大切なのは、その後のフォローです。
少しくらい大げさでも良いので、
「助かったよ。ありがとう。」
と感謝の言葉を伝えましょう。
決してダメ出しをしてはいけません。
そんなことをしたら、ウチの旦那は
「もうやらない!」
と言って拗ねると思います。(笑)
なので、気になるところは
後で自分でやっちゃいましょう。
そして次のお世話のときに、
それとなくアドバイスすれば良いのです。
初めの頃は嫌々お世話を
やっていたウチの旦那。
ですが触れ合ううちに、
赤ちゃんが可愛くてたまらなくなったらしく、
「おしり濡れちゃったね。」
と、自分からオムツ替えを
してくれるようになりました。
赤ちゃんは本当に可愛いです。
それが我が子ならなおさらです。
愛おしさを分かってもらうためにも、
初めは少し無理矢理ですが、
触れ合う時間をもってもらいましょうね。
亭主関白な旦那さん
また、違う理由で赤ちゃんのお世話をしない
旦那さんもいます。
家のことは全部妻の役目と信じている、
亭主関白タイプの旦那さんです。
上の『自覚なしタイプ』でお話ししたように、
赤ちゃんのお世話をお願いしても、
「やりたくない。」とか
「お前がやれば良いだろ。」
と言う旦那さんもこれに当てはまります。
今はイクメンブームで影をひそめていますが、
潜在的に亭主関白な男の人は多いと思います。
でなければ、旦那に不満をもつ奥さんが
こんなにいるはずがありません。
こういうタイプの旦那さんは、
とにかくプライドを刺激しないことです。
赤ちゃんのお世話をお願いするときも、
「できたらで良いんだけど…。」と、
できる限り下手に出ましょう。
そして、簡単なお世話から
頼むようにしてみて下さい。
「まあ、それくらいなら。」
と思ってくれればこっちのもんです。
徐々にお世話のハードルを
上げていきましょう。
そして、やってもらっているうちは、
手出し口出し厳禁です!
プライドが傷つけられると、
「お世話は一切お断り」されますので、
注意して見守ってあげて下さいね。
何もせず、ただ「可愛い」と
赤ちゃんを愛でるだけなら、
親じゃなくても誰でもできますよね。
実際にお世話に携わり、
苦労を経験することで、
赤ちゃんに対する愛情が
ますます深くなるんです。
そして、母親の大変さも共有できるので、
亭主関白な旦那さんも
イクメンになるかもしれません。
まとめ
『育児を手伝う』という表現、
私は好きではありません。
育児は二人でするものですよね。
旦那も主体となって、
育児に参加してほしいんです。
そうは言っても、
旦那は外でストレスを抱えながら、
家族のために日々頑張って
働いてくれています。
「仕事だけしてれば良い旦那はラクだよね。」
なんて、決して思ってはいけません。
常にねぎらい、感謝の気持ちを
忘れないようにしましょう。
赤ちゃんのお世話をしてもらう上で、
それが最も大切なことです。
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