離乳食が始まると、
ミルクや母乳だけではなく、
食べられるものが増えます。
そうすると、
朝・昼・夜といった食事のほかにも、
おやつという選択肢が増えますよね。
赤ちゃん用のおやつは
たくさん商品化されていて、
お店で目にすることも多いです。
ところで「おやつ」とは何でしょう?
そもそも、赤ちゃんにおやつは必要なの?
何を食べさせたらいいの?
食べさせちゃいけないものはあるの?
などなど…
食に関する情報はたくさん溢れている分、
悩みも多くなります。
3歳と0歳の二人子育ての中から、
私の体験談をいくつかご紹介します。
そもそもおやつの意味とは!
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おやつというと、
お菓子やスイーツのイメージが
ありませんか?
仕事や家事の合間に、休憩で甘いもの…
というものもありますが、
本来のおやつは「間食」で、
朝食や夕食などの食 事を補うものです。
①次の食事まで時間が空いてお腹がすくので、
ちょっと 飲食して間を持たせるもの。
②1回の食事で十分な量や栄養を摂れない場合、
間食で栄養を補うもの。
赤ちゃんのおやつは、
上の2つのケースに当てはまります。
赤ちゃんがおやつに食べるもの
赤ちゃんは毎日成長しています。
身体を大きく育て、元気に活動するために、
とてもエネルギーを使います。
離乳食が始まってもミルクや母乳は飲みますし、
回数も頻回です。
ミルクや母乳の回数を徐々に減らして、
食べ物に移行していく手段のひとつに
おやつがあります。
「離乳食=朝・昼・夜のごはん」とすれば、
それで足りずミルクや母乳にしていた分を、
おやつで補っていく、とイメージしてください。
栄養や水分をとるために必要なものなので、
それが含まれる食べ物がおやつです。
私が健診の栄養指導で
すすめられたものをご紹介します。
①リンゴやバナナといった果物で水分・ビタミンを摂る
②おにぎりやサツマイモで、炭水化物(エネルギー源)を補給する
③チーズやヨーグルトなどの乳製品で、カルシウムを摂る
赤ちゃんがおやつを食べるタイミング
朝・昼・夜のごはんを補うものなので、
朝と昼の間・昼と夜の間が一般的です。
健診では、午前10時と
午後3時と指導されました。
実際の生活では、時間ぴったりに
食事することは難しいですよね。
メインの食事の時にお腹いっぱいで食べられない、
ということにならなければ、時間が変わっても
回数が増減してもいいでしょう。
一度に食べられる量も、
子どもによって様々です。
少しずつ何回も食べる・たくさんの量食べられるから、
おやつはいらないというパターンもあります。
身長や体重の増え具合や、健康の状態に合わせて、
調整すればいいでしょう。
番外編
ところで、我が家の場合
おやつを与える目的のひとつに、
「間をもたせる」というのがあります。
外出のときや、どうしても手が離せないとき、
おやつを与えて時間をかせぐ、という方法です。
こういうときは、健診で勧められた食材を
準備するのが難しいこともおおく、
いわゆるお菓子の力を借りることもあります。
最近のお菓子は栄養を考えて
作られたものがたくさんありますので、
意識して選ぶようにしています。
子どもの好みもあるので、時には、
「体に悪そう…」
と思う甘いものを与えることもありますが、
心の健康のためには、たまにいいかなと思っています。
まとめ
食事もおやつも、目的は
「必要な栄養を摂って、元気に成長すること」
です。
一日をトータルで見て、
量や栄養を摂ることができるように、
食事にプラスするおやつを与えることは必要です。
子どもが食べる楽しみを知る、
食べることに興味をもつために、
おやつを利用するのもひとつの方法です。
子どもが食べられるもの、
好きなものを探しながら、
子どもと一緒におやつタイムを
楽しめるといいですね!
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